月別アーカイブ: 1月 2012

白いカタツムリ姿グッゲンハイム美術館。

まずは下からゆっくりらせんで吊るされた特別展を
上がりながら鑑賞し、頂上まで行ったら来た道を下り
合間にある常設展（カンディンスキー作品の多さが有名）をのぞく。
写真がなくてごめんなさい。

その後、設計したフランク・ロイド・ライトにちなんで命名された
レストラン「The Wright」でランチをしようと決めていた。
楽しみにしてたのに時間になっても開かない・・・？？？
ドアマンのおじさんも時計をみながら「何やってんだろうね。」
ってな感じで話しかけてくれました。
ここは残念ですが諦めます。

美術館で目に付いた光景。子供たち！
授業中だったり、課題をこなしてたり、絵を描いてたり
彫刻や絵と同じポーズをして、その辺をコロコロと転げまわっていました。

日本の美術館は（特に地方の）、写真、話、飴・ガム、模写
全部ダメ、日本人らしいのですが・・・。

アメリカではこんなに小さい時から名画に囲まれて教育を受けてるんです。
素晴らしい環境だわ、羨ましい。今からでも遅くないかな。

メトロポリタン美術館。ほんの一部の写真です。
２度行きましたが全て観れていません。
また訪れるしかないな。

美女たちです。

このサテンの感じ凄いです！
キレイなドレス、アクセサリー、ヘアスタイル、ボディ。
この時代に生まれてみたかったな。

印象派から飛んでしまいますが、キュビズム（立体派）ピカソ登場。
これには戦争というものが大きく影響されているらしい。
一旦ゼロになって色々な角度から物事を捉え、自然や人間を
単純な形体に還元して描いたことから始まったみたい。

題名「空間の鳥」影を見るとなるほど、飛んでます。↑




近代美術も駆け足です。草間作品↑水玉になる前？

ティファニーのステンドグラス
フランク・ロイド・ライトの空間　↑


一つ一つゆっくり見てられない。
でもヴェルサイユ宮殿を再現してたり
小物の数々はうっとりしてしまいます。
この辺から結構小走りです。

さて写真機の登場で写実絵画というものが意味を失くしていきます。
そこで出てきたのが印象派。一気に絵全体が明るくなります。
絵の具もチュウブ型が出てきて屋外で描けるようになってきたことや
日本の浮世絵にすごく大きく影響を受けたそう。

ゴッホやモディリアーニの映画を最近に見てて良かった。

こちら上流市民層の肖像画家として活躍し、
光の魔術師と言われたオランダの画家レンブラント自画像。↑
レンブラントに描かれたお金持ちたち。↓

レンブラントと並ぶオランダの代表画家フェルメール。
フェルメールは裕福な家に生まれ、43歳で生涯を終える。
描くのは身近な人物や場所が多かったそう。
鮮やかなブルーは有名なラピスラズリ。↑

イケメンです。なぁ～んて綺麗な手なんでしょう。↑
で、このイケメンが描くとこうなる↓。

なんと見事な脚線美。ムキムキマッチョより
ヒールを履いて美しくなくっちゃ！の方？時代？。
肖像画を描くとき、人間なのでどうしても自分に似てしまうそう。
確かに少し似てる。描いてもらう時はぜひ美しい方に・・・。
って美術館ガイドさんが言ってました。↓

ムキムキマッチョ。上に立つ者は強くなくてはならない時代。↑

写真がない当時、肖像画は富と権力の象徴とされました。
ナポレオン、すッごく身長が低いため高く見えるように注文したそう。↑

受胎告知。宗教画は教会への寄付など、お金があったため
色がたくさん作れたそう。鮮やかです。

↑こちら穴が開いてます。当時の絵の具は自然のモノから作られている為
虫食いが多かった。

芸術開化にはお金です、お金。

中に入ってすぐのホール。チケットを買ったり、待ち合わせしてたり
人が多いです。The Metropolitan Museum of Art (メトロポリタン美術館)
このフラワーアレンジは寄付です。毎月100万はしているらしい。

これから正面階段上がって行きます。ほんの少しですが
ここの建築の素晴らしさが伝えられたらと思います。

デンドゥール神殿（紀元前15世紀）↑

お天気がよく光が差し込んですごく綺麗でした。

とにかく面白いショーウィンド。
↓ こちらエルメス。